はげっぺ半田山登ればツールツル


ホタピー
6月12日(土)半田山自然公園で半田山復興100周年記念植樹が開催されたよ。



緑の少年団(半田醸芳小学校児童)が、100周年にちなんで100本の松を大人に手伝ってもらいながら植樹したよ。



林王町長たちによる記念標柱の設置作業。



半田山復興100周年記念事業としてチェーンソーアートが行われたよ。
チェーンソーアートは数種類のチェーンソーだけを使用して彫刻作品を生み出していく「世界で一番危険なアート」と呼ばれていて、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、そして日本で盛んに行われているよ。
仙台市秋保在住の阿部音文さんは「みちのくチェーンソーアートクラブ」に所属していて、趣味としてチェーンソーワークしているよ。
本人は趣味と言っているけど腕前はプロ級で毎年多くの大会に出場いるよ。昨年もドイツの「ハスキーカップ2009」「東北チェーンソーアート競技大会」「エコ・フェスタ鄯n千葉全国大会」などに出場して入賞をしているよ。


ホタピーは2体作られ、1体は美肌の湯うぶかの郷、もう1体は半田醸芳小学校に展示されます。


決壊と復興
100年前の明治43年8月10日からの大暴風雨により、半田沼は増水し、8月16日、沼の東端が決壊して、現在の北半田地区に大きな被害を与え、その流出は、東北本線を超えた。この決壊により埋没被害地57ha、埋没家屋20戸・流出家屋11戸など被害家屋だけでも計111戸となった。
決壊後、福島県で最初の治山事業が着手され、旧半田村直営で復旧工事を開始した。地盤保護や苗木の植栽、ヘリコプターによる播種など長い年月をかけて行われ、「はげっぺ半田山、登ればツールツル・・・」と歌われるほど、山の表面には幾筋もの地肌が剥き出しになっていた桑折町のシンボル半田山には、先人の努力により見事に緑が甦りました。

ヤ 山や田を 流して 半田山崩れ
詠み人 半田山坊主
桑折町歴史観光カルタより