桑折のお宝!偉人が書いた生の字が見れる

僕ホタピー!!
今、種徳美術館で「書の世界」という展示会を行っているんだ。
展示会のタイトル通り、「書」を展示してるんだ。
でもね、ただの「書」じゃないよ書いている人達が凄いんだ!!

つい最近最終回をむかえたNHK大河ドラマの登場人物「勝海舟」や「西郷隆盛」。教科書で見たことがある「大久保利通」、初代内閣総理大臣の「伊藤博文」など数々のビックネーム揃い!!
しかも、どこかから借りてきたものではなくて、桑折町にあるってんだから凄い話だよね。




という事で、種徳美術館前に来ちゃった。

「書の世界」を宣伝するポスターが沢山張ってあるね。
じゃあ中に入るよ。




こんにちはー!!おじゃまします。

わお!!
1階に入るとすぐに達筆な文字達がお出迎えしてくれるよ。
勿論、自分の心の赴くままに観賞するのも良いけれど、館長さんがまた違った視点での見方を教えてくれたよ。
文字の崩し方っていうのは、ある程度の型があるんだって。
それを個性を出して崩しているから、そこから個性を感じてみたり。
頭の中で描いていた印象と、実際の字から受ける印象のギャップを楽しむのも面白いって。




では、それぞれを見てみよう。

                                  右:大久保利通    左:木戸孝允
まずは「大久保利通」と「木戸孝允」の七言絶句と五言絶句だよ。
達筆すぎて僕はなんて書いてあるか読めないよ。
読めなくても心に訴えかけるものは感じるね。





では、次にいってみよう。

                                  右:勝海舟    左:福沢諭吉
次はどちらも「書」だね。
勝海舟長崎海軍伝習所江戸城無血開城で有名だね。流れるような字が素敵。
福沢諭吉は誰でも見たことがある一万円のお札の人だね。力強い字がかっこいい!!





さぁ、次は2階へ行ってみよう。

2階はこんな感じで、部屋の四方を囲むように様々な書が展示されているよ。
視界一面に映る書が、厳格な雰囲気を醸しだしているね。




次の書は…。

みんなが知っとう西郷隆盛(ちょっと薩摩弁を意識してみたよ)
「児孫のために美田を買わず」や「人を相手とせず天を相手とせよ」など色々な名言がある西郷隆盛
僕がイメージしていた西郷隆盛と字の印象は一致したけれども、みんなはどうだろう?





最後に、日本初のあの人

そう、伊藤博文だよ。
伊藤博文といえば「初代内閣総理大臣」だね。
とてもきれいに書かれた字は彼の内面をあらわしているのかな?




ここで、ちょっと豆知識
写真でも紹介した「木戸孝允」だけど、実は桑折町民なら知っているあるものの名前に関係しているんだ。
それは、小学校の名前だよ。
「醸芳」という言葉を揮毫してくれたのは「木戸孝允」なんだ。
小学校の名前の由来は、醸芳小学校のホームページに載っているので、興味のある人は覗いてみてね!


今回紹介したのはほんの一部で、他に「佐久間象山」や「松平定信」などまだまだ沢山あるよ。
写真で見るのと、実物を見るのでは感動の度合いもまったく違うから是非見に行ってね。
平成22年12月25日(土)まで展示しているから、見たい人は早めにね!!

※ここに掲載されてる写真は、美術館の許可を得て撮影していますので、無断転載や、画像への直接リンク当はお控え願います。


種徳美術館 【書の世界】(平成22年11月6日〜平成22年12月25日
   時間:9:00〜17:00(最終入館 16:30)
   入館料:大人200円 高校生100円 小中学生50円
   休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)・祝日の翌日
   住所:福島県伊達郡桑折町陣屋12番地
   電話:024−582−5507


大きな地図で見る

埋め込み地図が見れない方はココをクリック