【桑折の自然】万正寺の大カヤは何だかスゴイ

こんにちは、ホタピーだよ。
今日は日本一大きいと言われるカヤの巨木、
「万正寺の大カヤ」を紹介するよ。
それじゃ、早速行ってみよう。

このカヤの木、残念ながら正確な樹齢は分かっていないんだ。
だけど、推定樹齢はおよそ600~800年ほどと言われているんだよ。
木の根本あたりは長年の間に積もり積もった、
葉っぱや木の実のカラなんかでちょっとフカフカな感じがしたよ。

古い木らしく複雑に入り組んだ見事な枝ぶりだね。
広げた枝が下に着きそうだよ。

裏に回ってみたら、幹がボコボコしててすごい形になってるよ。
うーん、なんだか顔に見えてくるなあ。
この木の根元からは、いくつか陶器等が出土しているんだ。
年代は鎌倉時代ごろのものらしいよ。

葉っぱは硬くてとがってるから、気をつけないと手に刺さっちゃうかも。
そういえば、カヤは元々暖かい地方の植物なんだって。
こんな北の方で、これだけの大きさに育った木は本当に珍しいんだ。
カヤの枝はいぶすと虫よけになるし、実は虫下しにも利用できるんだって。
更に、カヤの木材は加工しやすくて防虫効果もある高級木材なんだよ。

このカヤは大きくて立派な木なんだけど、車で来るとちょっと分かりにくいかも。
高速道路のガード下と「歴史の小道」の立札を目印にしてみてね。
看板と大きな木が見えたら、それが目的の「万正寺の大カヤ」だよ。